日本財団、JASTO、リバネスは、2025年8月2日(土)に「マリンチャレンジプログラム2025 北海道・東北大会 〜海と日本PROJECT〜」を開催しました。
主催:日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、株式会社リバネス
発表チーム、研究コーチ、見学者など、30名が参加しました。
当日は、北海道・東北地域の1道4県から8チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。発表に対して質疑応答を行った審査員達により、優秀賞受賞テーマ 3件を選出しました。受賞したチームは翌年2月に東京で開催する全国大会へ出場します。大会概要、発表テーマおよび、優秀賞受賞テーマは以下の通りです。
【発表演題・受賞結果一覧】
No | 研究テーマ | 研究代表者 | 学校名 | 都道府県 | |
1 | フクドジョウはどのような外的要因によって体色を変えるのか | 佐藤 悠太 | 札幌開成中等教育学校 | 北海道 | |
2 | コノハミドリガイ(Elysia marginate)は自切後なぜ体からは再生しないのか | 高橋 愛音 | 札幌日本大学高等学校 | 北海道 | |
優秀賞 | 3 | 海に豊かな緑を彩る〜昆布漁師を救え〜 | 毛内 美咲 | 浦河高校 | 北海道 |
優秀賞 | 4 | 秋田市の池や沼で起きていること ーシナイモツゴを守れー | 岩﨑 悠真 | 秋田県立秋田高等学校 | 秋田県 |
5 | アオゴカイの生殖に関する研究 | 川崎 樹生 | 宮城県仙台第三高校 | 宮城県 | |
優秀賞 | 6 | アオリイカの体色変化と感情の関係 | 佐藤 風斗 | 山形県立酒田東高等学校 | 山形県 |
7 | 水族館での長期飼育を目指したハダカカメガイの生態調査 | 木田 愛々子 | 福島県立ふたば未来学園高等学校 | 福島県 | |
8 | 猪苗代湖産淡水シジミの示す蛍光とカワニナの捕食の関係について | 星 綾乃 | 福島県立会津学鳳高等学校 | 福島県 |
浦河高校 毛内 美咲さん(中央)とチームメンバー、審査員の皆さま
秋田県立秋田高等学校岩﨑 悠真(中央)と審査員の皆さま
山形県立酒田東高等学校 佐藤 風斗さん(中央)と審査員の皆さま
また、今回は先輩講演にて、マリンチャレンジプログラム第二期生の北海道大学の大瀧 颯祐さんに、現在の研究内容と本プログラムに参加した当時の学びについてプレゼンテーションしてもらいました。大瀧さんは2018年「光環境の違いによるマダイの色揚げ効果魚類の色覚と学習能力について」というテーマで関東大会で発表を行いました。現在は、本プログラムにて研究コーチとして活躍しながら、オオウナギの性分化の研究を続けています。
<実施概要>
日 時:2025年8月2日(土) 13:00-17:00
会 場:仙台国際センター
(〒980-0856 宮城県仙台市青葉区青葉山)
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 「国際センター駅」 徒歩1分
駐車場:会場の駐車場をご利用ください
参加者:プログラム採択者、その他見学者
主 催:日本財団、JASTO、株式会社リバネス
【当日スケジュール】
時刻 | プログラム内容 |
13:00 | 開会式 |
13:20 | 口頭発表1〜4 |
14:15 | 休憩 |
14:25 | 口頭発表5 〜8 |
15:20 | 休憩 |
15:30 | マリンチャレンジプログラム先輩講演 |
15:40 | ポスター交流会 |
16:20 | 表彰式・閉会式・集合写真撮影 |
17:00 | 解散 |
【審査員】
No. | 氏名 | 所属 | 肩書 |
1 | 岡崎 敬 | 株式会社リバネス | 審査員長 |
2 | 篠澤 裕介 | 一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構 | 審査員 |
3 | 三上 浩司 | 宮城大学食産業学群 | 審査員 |
4 | 渡邉 一哉 | 山形大学農学部 | 審査員 |
5 | 石原 千晶 | 北海道大学水産科学研究院・水産学部 | 審査員 |
各ブロック大会の優秀賞受賞テーマは、今回得たことを糧に、さらに研究を行い、2025年2月23日の全国大会にて研究成果を発表します。
本プログラムは、次世代へ 豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とが つながる“日本財団「海と日本 プロジェクト」’’の一環で行っています。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社リバネス(担当:吉川)
Email: [email protected] Tel: 03-5227-4198