日本財団、JASTO、リバネスは、2025年8月6日(水)に「マリンチャレンジプログラム2025 中国・四国大会 〜海と日本PROJECT〜」を開催しました。
発表チーム、研究コーチ、見学者など、40名が参加しました。
当日は、中国・四国地域の3県から5チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。発表に対して質疑応答を行った審査員達により、優秀賞受賞テーマ 2件を選出しました。受賞したチームは翌年2月に東京で開催する全国大会へ出場します。大会概要、発表テーマおよび、優秀賞受賞テーマは以下の通りです。
【発表演題・受賞結果一覧】
受賞 | No | 研究テーマ | 研究代表者 | 学校名 | 都道府県 |
1 | 海のヒーロー牡蠣殻、アマモ再生の救世主となるか? | 酒井 佑月 | 岡山学芸館高校 | 岡山県 | |
優秀賞 | 2 | マイクロファイバーによる海洋汚染を防ぐには | 安原 なつみ | 岡山県立倉敷工業高等学校 | 岡山県 |
優秀賞 | 3 | アマモの森復活へ 日生産種子の淡水発芽と牡蠣殻利用の有効性 | 寺本 蒼空 | 岡山県立倉敷天城高等学校 | 岡山県 |
4 | 錦鯉と水耕栽培のアクアポニックスにおける牡蠣殻の効果について | 大田 留莉菜 | 広島市立美鈴が丘高校 | 広島県 | |
5 | 岩礁潮間帯に生息する貝類から高知県浦ノ内湾の環境変化を考える | 渡邊 乃愛 | 土佐塾高等学校 | 高知県 |
寺本蒼空さん(岡山県立倉敷天城高等学校)とチームメンバー、審査員の皆さま
安原 なつみさん(岡山県立倉敷工業高等学校)とチームメンバー、審査員の皆さま
また、今回は先輩講演にて、マリンチャレンジプログラム第4期生の高知大学大学院の熊木 慧弥さんに、現在の研究内容と本プログラムに参加した当時の学びについてプレゼンテーションしてもらいました。熊木さんは2020年「滋賀県某河川における希少淡水魚ハリヨの生息状況評価~理想的な保全に向けて~」というテーマで関西大会で発表を行いました。現在は、高知大学にてダイニチホシエソ属魚類の分類学的研究のほか、複数の魚類を対象にした分類学的研究に取り組んでいます。
<実施概要>
日 時:2025年8月6日(水)13:00-17:00
会 場:TKPガーデンシティ岡山
(〒700-0821 岡山県岡山市北区中山下1丁目8−45 NTTクレド岡山ビル 4階)
参加者:プログラム採択者、その他見学者
主 催:日本財団、JASTO、株式会社リバネス
【当日スケジュール】
時刻 | プログラム内容 |
13:00 | 開会式 |
13:20 | 口頭発表1〜5 |
14:30 | 休憩 |
14:35 | マリチャレ先輩講演 |
14:45 | 特別パネルセッション |
15:30 | ポスター交流会 |
16:10 | 表彰式・閉会式・集合写真撮影 |
17:00 | 解散 |
【審査員】
No. | 氏名 | 所属 | 肩書 |
1 | 塚田 周平 | 株式会社リバネス | 審査員長 |
2 | 楠部 真崇 | 一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構 | 審査員 |
3 | 山本 民次 | 流域圏環境再生センター | 審査員 |
4 | 阪本 憲司 | 福山大学 | 審査員 |
5 | 三好 真千 | 徳島文理大学 | 審査員 |
各ブロック大会の優秀賞受賞テーマは、今回得たことを糧に、さらに研究を行い、2025年2月23日の全国大会にて研究成果を発表します。
本プログラムは、次世代へ 豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とが つながる“日本財団「海と日本 プロジェクト」’’の一環で行っています。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社リバネス(担当:吉川)
Email: [email protected] Tel: 03-5227-4198