10月で月毎の面談も第7回目となりました。いつの間にか研究メンバーのお二人の制服が冬服になっており、時の流れを感じる今日この頃です。さて、今回の面談ではちょっとしたピンチが訪れました。というのも、前回の面談後に、ついに幼生を稚貝に成長させることができたとの非常に喜ばしい報告をもらえてはいたのですが、実験に使った水槽がひとつだけだったために、本当に牡蠣殻があったことで幼生が成長したのかが、いまいちはっきりしないということが判明したのでした。これをはっきりさせるには水槽内に牡蠣殻を入れたものとなにも入れないものの二つを用意して、牡蠣殻を入れた方だけで幼生の成長があることを確認しなくてはいけません。二度手間になってしまうのですが、論理の根元の部分に関わる実験のため、致し方なし。今一度再現実験を行ってもらうこととなりました。二人ともがんばれ!(齋藤)