複数個体のメダカを、同じ水槽内で飼育すると、特定の個体を別の個体が追いかけ回したり、摂餌妨害をしたりする行動が観察されることがある。このような行動が見られる状況を、水槽内で個体間に力関係が形成されていると定義する。しかし、この力関係がどのような条件で生じるのかについては明らかになっていない。本研究は、メダカの個体間における、力関係の形成過程について解明することを目的とする。本研究を通して、10匹以上の個体を同じ水槽内で飼育した場合や、すでに顔見知りの個体間では力関係が生じないことが現在分かっている。この研究を通して得た知見は、メダカの繁殖をはじめ、他の魚類の安定した養殖にも応用できると考える。
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