本研究では、日本周辺に多く分布している深海生物のキホウボウを研究対象とし、その幾何学的形状による耐圧構造およびメカニズムを解明することを目的とする。キホウボウは鎧のような骨板(鱗の進化)を持つことで捕食者からの防御を獲得したと考えられているが、観察から、頭部(骨)の形状が台形、体幹部(骨板)の形状が八角形になっていることに気付き、私はそれらの形状が深海の水圧に耐えられる構造であると仮説を立てた。そこで、3D技術を用いて形状の抽象化モデルを製作し、加圧実験を行い、変化や圧力分散の過程、耐圧構造の解明を行う。また、本研究によって得た知見を活かし、バイオミメティクスの分野等への応用可能性を見出す。
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