先行研究から、魚類のスズキに利きが存在し、捕食行動の際に利き方向に反転することが判明した。しかし小型個体はまだ利きが固定されておらず、捕食成功率が低いことから、利きを獲得するメカニズムを解明する必要がある。また、メスでは左利きが、オスでは右利きが多くなる可能性が考えられた。外見で雌雄の判断が難しいスズキにとって、利きで雌雄判別ができることは養殖や個体群の保全において非常に重要な知見となる。本研究では、スズキの利きが成長のどのタイミングで獲得されるかを調べることを目的とした。本研究結果は魚類の発生や進化に知見をもたらすだけでなく、捕食しやすいルアーを製作することで、遊漁の発展に繋がると考える。
活動情報
- 2025.01.10
- 研究が加速!個体識別法の進展と班員の成長
- 2024.12.19
- 長期的な研究計画の策定へ
- 2024.11.19
- スズキの大量捕獲に成功しました
- 2024.10.17
- 新代表就任と秋の釣りシーズン到来
- 2024.07.29
- 発表準備が完了し本番を待つのみ
- 2024.07.23
- プレゼンスキル向上に取り組んでいます
- 2024.07.17
- スズキが給餌に成功
- 2024.06.21
- メバルでの研究が順調に進行中
- 2024.06.05
- 水槽にスズキ到着と研究班編成完了
- 2024.05.09
- 研究プロジェクト本格始動!水族館の協力と水槽設置が完了
- 2024.04.18
- スズキの捕食行動研究、いよいよ本格始動!