近年、地球温暖化が進み、大きな社会問題となっている。これによりオゾン層破壊物質が増加すると考えられている。オゾン層が破壊されると地球上に降り注ぐ紫外線量は増加する。その場合を想定し、紫外線の海洋微生物に対する影響を実験的に明らかにする。また紫外線耐性を有する海洋微生物の探索も行う。 紫外線は水に吸収されることから、紫外線が届かない海水深度では海洋微生物は生存できるが、海面表層では生存率が減少すると予想した。そのため、海洋微生物を餌とする魚が海面付近から減少するなど、漁業に重大な影響を与える海洋環境が変化すると予測した。
活動情報
- 2024.07.26
- マイクロピペッターを用いてCFU測定
- 2024.07.17
- 酵母のCFU定量実験を実施!海洋微生物の単離実験も開始
- 2024.07.05
- 実験系の構築へ!酵母を用いた紫外線照射実験を開始
- 2024.06.05
- 研究目的を整理し、実験方法を検討
- 2024.05.09
- 紫外線による海洋微生物への影響研究に向けて