本研究は、なぜサメの皮膚に寄生する宿主特異性の高い寄生虫が存在し、さらにサメの種によって寄生虫が異なるのかを明らかにすることを目的とする。付着しにくいとされるサメの皮膚に特異的な寄生虫が定着しているという事実に疑問を抱いたことから研究を始めた。仮説として、寄生性カイアシ類はサメ種ごとに異なる皮歯構造に適応した付着形態を持つため、特定のサメにのみ寄生できると考える。本研究では、サメの皮膚の皮歯構造の大きさや密度、配列の特徴と、寄生虫の付着部位の形態的特徴を比較し、両者の対応関係を整理することで宿主特異性が形成される仕組みを構造的観点から検討する。
活動情報
ただいま活動情報はありません。


