昨年のアマモの研究で、自生地の泥を使うと硫化水素が発生してビオトープが崩壊する一方、川砂と鉄があれば30℃の高水温でもアマモが一定期間生存できることを発見しました。本研究ではこの知見を応用し、海岸に漂着した漂流アマモの再生技術向上を目指します。「漂流株は生きているのか?」という疑問に対し、葉の色や長さ、根茎の長さ、乾燥具合から再生可能な株と不可能な株の境界線を明確にする選別法の確立に挑戦します。その上で、鉄とアマモの枯れ葉を用いた循環型肥料で比較実験を行います。鉄による硫化水素の無毒化と、枯れ葉の栄養利用の可能性を検証し、天然株を採らずに実験株を確保する生息域外保全モデルを提案します。
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