カワリヌマエビ属は環境に応じて体色を変化させる能力を持ち、背景環境を認識して行動選択を行っていると考えられる。昨年の私たちの研究により、本種が明度の低い背景を選好する傾向を示すことを明らかにした。この低明度選好は隠蔽効果を高める捕食回避行動の一部である可能性があるが、捕食リスクの知覚によってどのように変化するかは明らかになっていない。そこで本研究では、水槽内に異なる背景条件を設定し、捕食者の存在を模した視覚刺激および化学刺激を組み合わせた4条件で行動実験を行う。滞在時間や移動頻度を比較することで、捕食リスク手がかりが低明度選好行動に与える影響を明らかにする。
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