北海道・東北ブロック

流氷を模した海洋マルチ:島嶼国の技術で魚種交代を阻止できるか

●研究代表者
藤井 碧
●研究代表者所属校
立命館慶祥高等学校
海洋温暖化による魚種交代に対し、南太平洋の地盤保護技術を応用した海水温の物理的制御を提案する。本研究では、間伐材と生分解性素材を用いた「海洋断熱マルチング材」を開発する。海面に展開した本素材により、温度上昇の主因である日射熱を遮断し、表層の冷熱を魔法瓶のように閉じ込めることで、局所的な人工寒冷域を維持する。運用面では、コンブの光合成を妨げない開口構造を設計し、高水温期に限定した制御を行う。さらに素材の木質成分による南方系種の侵入防除を組み合わせ、物理・化学的障壁によって魚種交代を阻止する。農学的な知見を海洋へ転用し、本来の生態系リズムを強制的に維持する新たな陸海連環モデルの構築を目指す。

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